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アベちゃん、余計なことを・・・

昨年4月1日に消費税が5%から8%へ増税された。さらに2015年 平成27年の今年10月に消費税10%に増税されるとのことであった。

安田屋家具店が日々事務処理を行っている会計ソフト「会計王」で、消費税率は簡単に変更できるものと思っていたところ、変更できないしたたかなソフト会社の戦略がわかり、どうにもなら無いと考え、新バージョンを3月に購入したのです。詳しくは「したたかな会計ソフト」「箱のなかみはなんでしょね」をご覧ください。

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そして昨年4月1日から現在に至るまで使用している会計ソフト「会計王」では、今年10月1日から消費税10%に自動で切り替わるような設定がなされている。当然当初の予定ではこの機能は便利なはず。いちいち手動で消費税率を変更するのは面倒ですからね。

安田屋家具店と同じような零細会社は、恐らく昨年4月前に会計ソフトを新バージョンに買い換えざるを得なくて、無用な出費をすることになったはずです。

ところが昨年11月18日にアベちゃんが「衆議院総選挙の結果がどうあれ、再増税延期に反対している政党がないため、来年10月に予定されていた8%から10%への消費税率の再引き上げは、18ヵ月間延期され2017年4月からにする」としたんです。

まっ、消費税が増税されないってことに賛成するものの、いやいやちょっと待て。ということは今年10月1日の消費税は現行の8%のままっていうことじゃんね。えっ・・・、会計ソフトは10月1日から自動で消費税が10%になるようにシステムされているんだったよね。えええええーーーーー!!!!

せっかく買いなおした会計ソフトの親切なシステムがかえって邪魔になるってことじゃないか。

アベちゃん、余計なことをしてくれたもんだ。

さらに軽減税率を導入するとかの話があるものの、どの商品がどれだけ軽減されるのかはまだ決まっていない。導入時期も、導入されるかどうかも決まっていないってことになっている。消費税増税の延期のために最新の会計ソフトをまた買い換えたとしても、その後また軽減税率の関連で、新バージョンに買い換えないといけなくなってしまう。

会計ソフト会社にはまたとない増収のチャンスなんだろうけど、四代目のようなちっちゃな会社にとっては大きな出費が伴うんですよ。どういうこっちゃ。気になって気になって調べると、

恐らく消費税10%や軽減税率が今後どのような形になったとしても、対応プログラムが提供されることとなり、会計ソフトを買い換えなくても良いらしい。ただし年会費を支払ってバリューサポートに加入すれば無償だが、未加入だと有償になるかもしれないらしい。年会費ったって4万5千円ですから痛い出費です。

今回のように、税制改正を想定して最新ソフトが作られたにも関わらず、想定外のタイミングで税制改正中止になりそうな場合は、バリューサポートに加入していなくても無償で修正プログラムが配布されるのではないか?という予測をされる人もいて、まだまだ不明な点が多いですよ。

会計ソフト会社のホームページでは、このことについて沈黙していますし。もっともまたとない増収のチャンスなのでしたたかに口をつぐんでいるとは思いますが・・・・。

いずれにしてもお坊ちゃま集団のトップ、アベちゃんのおかげで日本国中の零細企業は余計な出費をすることに間違いはなさそうです。ハァーーーーー!、ため息しかもうでんわ。

「ちっ、くしょぅーーーーーー」(小梅太夫)

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2月 4, 2015 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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